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疾走日記

美味しい話

麺乃野孤禅さんの神7 油そば

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麺乃野孤禅さんの神7 油そば

麺乃野孤禅さん 油そば(とろぶたそば)

とろっとろに煮込まれた軟骨入りの豚肉が秀逸で、これぞまさに「とろうま」という感じ!!!

太いストレート麺に和えられた香味油は、ラー油を軸にした印象で、辛口とうたっていないメニューながらもしっかり辛口仕上げ。
で、これが美味い!!

明るく華やいだ印象の辛みは痛みを伴わずにじわっと広がる美味しさで、べた付かすことのないほんのりとした甘みと、タレのどっしりした旨味がこれに調和します。

そしてこの美味しさが何とも言えない安定感!!
辛ささえ問題なければ、豚のトッピング同様に誰からも愛されるであろう味わいに仕上がっています!!

いくらかのニンニクをアクセントにしながらも、それがけして尖らず、むしろトッピング葱の味わいを香味油に調和させ、麺にその旨味を重ねる役割を担います。
アーモンドを思わすような甘味が時折感じられ、これもまたコクを生み出していますね。

六本木さん時代から美味しかった油そばですが、暖簾を変えてなおその美味しさは健在でした。
このメニュー、静岡県東部の優れた油そばの一つとして名前を上げるに相応しい一杯でありました!!!


麺乃野孤禅さんの油そば(やくみそば)

軟骨のトッピングが苦手という方、チャーシューが大好きという方のための、麺乃野孤禅さんの油そばのバージョン2にあたる作品がこちらです。

ちなみに麺乃野孤禅さんの油そばは、知る人ぞ知るかなりの名作です。
何よりも素晴らしいのは。自家製のやくみの味わい。
ナッティーな香ばしい甘み、挽肉の旨み、ニンニク、香味野菜の高揚感ある味わいに、ラー油の辛味が見事に調和します。
酸味を強調せずに、コクを肉厚に感じさせる内容で、オイスターソース系でもありません。
香味油とやくみの重厚さに、葱の味わいが軽快に絡み、何といっても麺乃野孤禅さん自慢の炙りチャーシューが、香ばしさと、とろける旨みを重ねます。

麺は太麺で、噛みごたえも十分です。
やくみや香味油の美味しさをしっかり背負い、むちっとした美味しさを表現します。
食欲が加速的に増進されるので、迷わず大盛りにした方が良かったですね。

美味し!!
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